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2018年民主教育活動紹介・見解

チャレンジテスト もう異常!71校実施できず

チャレンジテスト
もう異常!71校実施できず

 

テストありきで大混乱

 

 「自然災害で被災しても、学校現場を無視した期間設定でテストが実施される」「たった1回の結果で内申点が決められることが許せない」などの声が現場から寄せられています。
 今年度の中学3年生「チャレンジテスト」は、大阪北部地震と台風21号で、2度も延期されました。被災した子どもたちの状況を考えると、中止とするのが教育行政の責任です。再延期後の6日は、71校が実施できず、実施した学校でも、地域が停電しているのにテストを強行、2度の修学旅行日程変更など現場は混乱しました。
 この事態は、旭川学テ最高裁判決によって違法とされている、「行政調査結果を成績(内申点)に反映する」施策が招いた結果です。

 

2週間後に実施の学校も!

 

 さらに、台風の被害や修学旅行の日程等を考慮し、実施しないと判断した学校がありました。しかし、府教委の「働きかけ」のもと、「基準日から約2週間後に実施しなければならなかった」と現場から声があがっています。これは異常事態です。
 現場から声をあげ、父母・地域と共同し、内申書に反映させないとりくみをすすめ、廃止・撤回にまで追い込んでいきましょう。

(2018.10.5)