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「教育に穴があく」問題の解消を 府労組連ニュース2012.06.12

府労組連ニュース 2012年6月12日こちら

 

【団交での職場からの発言】
◆採用増で定数内講師解消を
(大教組)
 大阪府ではこの4年間で、定数内講師は1,000人以上増え、昨年度は3,034人となりました。これまでの府当局の「定数内講師削減に努力」という言葉はどこにいったのでしょうか。昨年度末、合格者の内で過去最大の300人を超える辞退者があり、さらなる定数内講師増で、学校教育に重大な影響を及ぼしています。「教育に穴があく」問題も一向に解消されていません。これらを解消するには、大幅採用増、とりわけ経験豊かで試され済のベテラン講師を大幅に採用することが不可欠です。

 

◆長時間勤務解消を一刻も早く
(南河内地区教組)
 ある市の月平均超勤実態は、小学校51時間、中学校67時間。持ち帰りの仕事を入れると小学校91時間、中学校97時間です。はるかに「過労死ライン」を超えています。市町村教委の勤務時間把握は、教職員に出退勤時刻を入力だけさせて集計結果の開示はしない、何ら改善策を示さないのが実態です。教職員は、長時間労働のあげくに命を奪われ、メンタル不全に陥り、健康を壊されています。府教委は、一刻も早く市町村教委にしっかりと指導・助言をしていただき、大幅教職員増で改善をはかるべきです。

 

(2012.6.13)