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2011年

大阪教育1815号(2011.7.10発行)

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>>>大阪教育1815号(2011.7.10発行)

  1面・・・府民的共同でたたかい広がる 教育への介入はゆるさない

>>>大阪教育1815号 

  2・3面・・・新指導要領全面実施 競争教育で子どもたちが悲鳴 つめこみなくし、わかるよろこびを

>>>大阪教育1815号 

 4面・・・ひきゴマのつくりかた

<ニュース>第3回「めざとも」学習会 試験直前増す真剣さ

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<ニュース>第3回「めざとも」学習会 試験直前増す真剣さ

 

 第3回「めざとも」学習会が7月2日に大阪府教育会館で開催されました。大阪市は7月9日、10日、大阪府も16日から面接試験が始まるとあって、「めざとも」参加者の眼差しは真剣さを増していました。
 全体講義は「エントリーシートの書き方」で、講師は府高教の中瀬弘先生です。「エントリーシートに書いている内容が面接で質問されるので、質問されるように書くこと、心を込めて書くことが重要」という中瀬先生の熱弁を、しっかり受け止めていました。面接練習では受験校種別で14班に分かれ、鋭い「面接官」の質問、アドバイスを受けながら、熱心に面接の練習をしました。
 交流会は、20人が残り、17時15分から「これでもか」と一般教養の学習。19時からは、軽食、飲み物を用意し、本部執行委員、「めざとも」実行委員も一緒になって「学習会ご苦労さん、採用試験がんばろう会」をしました。初めて交流会に残った人が何人もいて、楽しい時間を過ごしました。

 

《感想文より》

 

・わかりやすくて勉強になりました。見る人のことを考えて見やすく書くこと、指示事項を守ること、少し劇的に書くことを意識して書くようにします。
・毎年エントリーシートを書いていますが、今回初めて講義を聴いて「何をどのように」「どのような目的で」ということがよくわかり、とてもよかったです。
・細かな質問も多く、ロールプレイングも入れていただき、まだまだ勉強不足を感じましたが、本番に向けて直していきたいと思います。
・緊張感をもってできました。自分の考えをまとめて伝えることが難しかったので、事前に考えをまとめる準備をしたいと思います。いろんな方の考えや話しを聞くことができて、自分の視野を広げることができました。

大阪教育号外(2011.6.28発行)

>>>大阪教育号外(11年6月28日)

  1面…「教育のつどい大阪2011 南河内ブロック」「レポート作成、提出について」

>>>大阪教育号外

  2・3面…「あなたの実践をもちよろう!」

>>>大阪教育号外

  4面…「あなたの日々の実践を寄せてください」

<ニュース>「めざとも」緊張の面接練習 会場にあふれる熱気

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<ニュース>「めざとも」緊張の面接練習 会場にあふれる熱気

 

 第2回「めざとも」学習会が、6月18日に大阪府教育会館で開かれました。採用選考での「面接重視」が反映したのか、面接練習を行う、第2回、第3回とも大きな関心が寄せられています。
 参加者は一生懸命に、緊張感いっぱいでとりくみました。
 まず、全体で「面接の心得」について、府高教の飯田光徳さんから講義を受けました。飯田さんの熱心で力のこもった語りに、受験者の得るものは大きかったようです。
 面接練習でチューター役をし、アドバイスをする面接要員には、教文センターの相談員、各単組執行委員を中心に24人、受付などを含めると35人の要員が対応し、受け入れ準備をしました。

 

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          「面接の心得」の感想
・良かったです。面接対策が1人ではなかなかできないと思っていましたが、ノートをつくったり、1人でもできることがあるとわかったので、即実践します。

・飯田先生のパワフルな講義で、疲れがたまっているなあと思い起きた今朝でしたが、元気と勇気をもらいました。そして“カツ” も入れてもらった気がします。やるべきことをきちんとしていこうと思いました。とってもためになりました。

・とっても勉強になりました。「最初の10秒間に全力を凝結させる」ということが印象に残りました。また、論立ても「結」から始めることの大切さがわかりました。

 

          「面接練習」をして
・今まで面接練習をしてこなかったことを後悔するほど、すごく良い時間となりました。これから1ヶ月必死にならなきゃという思いになりました。

・面接する、される、両方の側面から見ることで、自分の欠点や長所が見直すことができました。特に自分で自分の長所を見つけるは難しいので大変役に立ちました。

 ・本番のように緊張感があってよかったです。自分一人ではこんな練習はできないので、とてもいい勉強になりました。

大阪教育1814号(2011.6.10発行)

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>>>大阪教育1814号(2011.6.10発行)

  1面・・・いまこそたたかう組合の真価を発揮する時 大教組第182回定期大会

>>>大阪教育1814号 

  2・3面・・・共同ひろげ、府政転換へ

>>>大阪教育1814号 

 4面・・・「君が代」起立強制条例撤回 6・1緊急府民集会 三上満さんの講演など

<ニュース>憲法違反の国家公務員賃金削減法案 総務省前で抗議行動

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<ニュース>憲法違反の国家公務員賃金削減法案 総務省前で抗議行

 

 国会が内閣不信任案をめぐって迷走した翌日の6月3日、政府は人事院勧告にもとづかない憲法違反の国家公務員賃金1割削減法案を閣議決定しました。全労連公務部会と国公労連は、6月1日から3日まで3日間の総務省前座り込み行動を行い、閣議決定が行われた3日には全国から公務・民間の違いを超えて約500人の労働者が参加しました。

 

 閣議決定直後に行われた抗議行動のリレートークで大阪教職員組合の参加者は、「大阪府は、1998年から13年間賃金が抑制されてきた。橋下府政でさらに平均13%の人件費がカットされ、月額5万円以上削減された学校事務職員の方もいる」と実態を発言。「これに追い打ちをかけるのが今回の国家公務員賃金削減だ。橋下知事は、『国が1割なら大阪府は3割削減する』と言っている。国家公務員賃金の削減をやめさせるとともに、大阪で要求実現に向けて力を尽くしたい」と訴えました。

 

 全労連の小田川義和事務局長、中立系の新聞労連の東海林智委員長などからあいさつがあり、「連帯して法案を廃案にしよう」と決意を固め合いました。参加者は総務省に向かって「憲法違反の国家公務員賃金削減反対!」「法案の廃案までたたかうぞ!」とシュプレヒコールをあげました。

「『君が代』斉唱起立条例」強行可決に関する書記長談話

府民的な論議がないもとでの「数の暴挙」による
「『日の丸』常時掲揚、『君が代』斉唱起立条例」の強行可決を糾弾する

 

 2011年6月3日
大阪教職員組合書記長

 

  本日、橋下徹大阪府知事が代表を務める「大阪維新の会」府議団は、「大阪府の施設における国旗の掲揚及び教職員による国歌の斉唱に関する条例」を、府議会本会議において「大阪維新の会」などの賛成で強行可決した。この条例は、憲法と教育の条理、民主主義を蹂躙するものであり、断じて容認できない。

 府議会教育常任委員会や本会議での本条例に関する審議はわずか数時間で、府民的な論議がまったく行われないもとで、「大阪維新の会」府議団が、強行可決することは、議会制民主主義の精神を踏みにじる暴挙である。
 大教組は、この暴挙を糾弾するとともに、教育現場における「日の丸・君が代」の押しつけを許さず、憲法と教育の条理にもとづき、子どもたちを人間として大切にする教育を、すべての教職員、父母・府民との共同によってすすめることをあらためて表明する。
 私たちは、本条例に対して、第1に、かつて侵略戦争のシンボルとして利用された「日の丸」、天皇の御代の永続化をたたえる「君が代」をどう考えるかは、一人ひとりが決める問題であり、一方的に押しつけることは、憲法19条「思想・良心の自由」を侵害するものであること、第2に、「国旗・国歌法」が強行成立された1999年の国会審議でも、国民への義務づけや強制はしないという確認・合意がなされていたこと、第3に、子どもの成長・発達のために行われる自主的で創造的な教育は、選挙で多数を得たことを根拠にすすめる政治行為とは本質的に異なり、条例や命令で強制してはならない営みであること、第4に、学習指導要領は義務規定ではなく、あくまでも大綱的基準であり、「日の丸・君が代」がなくても卒業式・入学式は成立するものであることなどを指摘し、本条例についての府民的論議を呼びかけてきた。
 府議会での審議を通じて、本条例は、市町村教育委員会の服務監督権限を侵すものではないこと、拘束力はなく教職員の懲戒処分に直接結びつくものではないことが明らかにされた。
 本条例の強行可決は、教職員に「君が代」斉唱・起立を強制することを通じて、府民や子どもに「愛国心の高揚」を押しつけ、「内心の自由」を奪うとともに、権力者や支配者に従順な教職員・府民づくりをねらったものである。

 本条例反対の府民的運動は、短期間のうちに各界・各分野に急速に広がった。本条例は強行可決されたものの、教育現場への「日の丸・君が代」押しつけの是非や、「免職を含む懲戒処分」条例の不当性など、父母・府民の関心は大きく高まっている。この到達点に依拠し、父母・府民と力を合わせて、憲法と子どもの権利条約にもとづく教育をいっそう豊かに発展させ、本条例の廃止、「懲戒処分」条例阻止のたたかいを、断固すすめる決意を表明する。

 

 

  >>>大教組・府高教・府障教の3委員長による見解もお読みください。

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<ニュース>『君が代』起立強制条例案撤回を求める府民集会を開催

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<ニュース>『君が代』起立強制条例案撤回を求める府民集会を開催

 

 憲法、労働、市民関係の7団体が主催して、「君が代」起立強制条例案の撤回を求める緊急府民集会を6月1日夜に大阪市内で開きました。短期間のよびかけにも関わらず、550人を超える参加者で通路、ロビーにも人があふれました。「大阪の教育をまもれ」「民主主義を破壊する暴挙だ」「条例はつくらせない」という怒りを共有し、明るい展望がみえる集会でした。思想・信条の自由を守るたたかいとして、府民共同のとりくみに発展しました。

 元全教委員長の三上満さんが「教育は自主・自由の中でこそ」と題して講演を行い「石原都知事の上をいく『起立強制条例』だが、5月30日の最高裁判決はそれに釘を刺すものだ」「管理・統制は教育をゆがめ、教師の喜び・生きがいを奪う」「学校は信頼に満ちて、やさしく、柔らかく、あたたかい場所でなければ、子どもは育たない」と参加者を励ましました。

 大阪弁護士会憲法問題特別委員会委員長の武村二三夫さん、元府立高校校長と6人の府民が登壇し、「危うい暴走をこの大阪で許してはならない」との気迫を込めた訴えに、拍手がわき上がりました。

<ニュース>被災者本位の支援を 5.25中央行動

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<ニュース>被災者本位の支援を 5.25中央行動

 

 政府が復興を名目にした増税や国家公務員賃金の削減をねらう中、「被災者本位の震災復興を」「公務員賃金の引き下げをやめよ」と、25日に「2011年夏季闘争勝利5・25中央行動」が東京都内で行われました。全労連・国民春闘共闘委員会の主催で、大阪教職員組合から10人、全国から1200人が参加しました。

 

 経済産業省前で行われた「原発被害者救援、原子力行政の転換を求める経産省前要求行動」には被災地からも労働者が参加。福島県労連の斉藤富春議長は、「原発事故で多くの住民が生活基盤を奪われている。全村避難を受け入れなければいけない住民の悔しさ、無念さ、怒りを政府・東電に訴えたい」と話しました。

 

 大教組のメンバーは全国の仲間とともに中央総決起集会や国会請願デモに参加し、「学校の耐震化をすすめよ」「復興を名目にした公務員賃金削減反対」「原発労働者の安全を確保せよ」と声をあげました。

『君が代』起立強制条例案撤回を求める緊急府民集会のご案内

「君が代」起立条例案の撤回を求める緊急の府民集会を開きます。

元全教委員長でドラマ「金八先生」のモデルとなった三上満さんが講演します。

ぜひご参加ください。

>>>6.1緊急府民集会チラシ

6.1緊急府民集会 『君が代』起立強制条例の撤回を求める府民集会

日時:6月1日(水)午後6時30分~

場所:エルおおさか 南館ホール5階 南ホール

講演:三上 満さん(全国革新懇代表世話人、元全労連議長、元全教委員長)

各団体からの決意表明

主催:子どもと教育・文化を守る府民会議 憲法改悪阻止大阪府各会連絡会議

民主法律協会 国民救援会大阪府本部 全大阪労働組合総連合 大阪教職員組合

 

 >>>大教組・府高教・府障教の3委員長による見解をお読みください。

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